美脚を目指してふくらはぎダイエットに挑戦している人も多いと思います。
しかし、ふくらはぎダイエットは予想以上に難しいと感じているのではないでしょうか。
そこで今回は、ふくらはぎダイエットを成功させる筋トレ方法をご紹介します。
食事制限だけではふくらはぎダイエットは成功しない
ダイエットといえば食事制限を真っ先に思いつくことでしょう。
たしかに、カロリーオーバーの人は食事制限をして適正なカロリー摂取量に正す必要があります。
また、そこからさらにカロリー摂取量を減らせば、徐々に体重が落ちていきます。
しかし、この場合は脂肪よりも先に筋肉が落ちてしまうので、後々リバウンドする確率が高くなります。
筋肉が減った分だけダイエット前よりも基礎代謝量が落ちていて、太りやすい体質になっているからです。
また、ふくらはぎだけが部分的に痩せるようなことはなく、全体的に筋肉が失われていきます。
つまり、正しい食事制限とは、カロリーオーバーの人が適正なカロリー摂取量にすることをいうのであって、筋肉を失うほどの制限ではないのです。
さらに言えば、適正なカロリー摂取量にするということは、「これ以上太るのを防止するだけ」であって、今ついている脂肪を落とす効果は乏しいのです。
このように考えると、食事制限だけではふくらはぎダイエットは成功しないといえるでしょう。
サプリだけに頼っていてもダメ
食事制限同様、ダイエットといえばサプリ、と考えている人も多いと思います。
昨今はダイエットサプリも進化しているので、脂肪を落とすサポートをする効果的な成分が沢山配合されています。
しかし、サプリを飲むだけではふくらはぎダイエットは成功しません。
特に脂肪燃焼系のサプリは、あくまでも「脂肪が燃焼しやすくなるだけ」であって、サプリで燃焼する訳ではないのです。
ここを勘違いしている人が非常に多いのですが、脂肪燃焼は運動や基礎代謝によって起こるのであって、サプリを飲むことで起こる訳ではありません。
つまり、脂肪を燃焼させてふくらはぎダイエットを成功させるには、運動をするか、又は、基礎代謝量を増やすかが必須となり、それらの効果を高めるサプリは必須ではないがあった方が良い物、ということになるのです。
ふくらはぎダイエット成功の秘訣は筋トレだった
さて、ご紹介してきたように、正しいダイエットは食事制限やサプリを飲むだけでは成功しません。
やはり、ふくらはぎにある程度の筋肉をつける必要があります。
なぜふくらはぎに筋肉をつける必要があるのかというと、筋肉が衰えている部分に脂肪がつきやすいからです。
もし今、ふくらはぎの脂肪でお悩みであれば、それはふくらはぎの筋肉が衰えているのです。
それを改善しない限り、ふくらはぎダイエットは成功しませんよ(^^;)
「筋トレは辛い」「体を動かすのは苦手」という人は多いと思いますが、以下でご紹介する筋トレはさほど辛いものではなく、息が切れるほどのハードさもありませんから、是非挑戦してみてくださいね!
ふくらはぎダイエットを成功させる筋トレ
それでは、ふくらはぎダイエットを成功させる筋トレをご紹介します。
ふくらはぎには腓腹筋とヒラメ筋という二種類の筋肉があり、それぞれ別の筋トレで鍛えることになります。
カーフレイズ(腓腹筋を鍛える筋トレ)
カーフレイズは10㎝ほどの段差を利用して行います。
室内のちょっとした段差を使ったり、あるいは厚さ10㎝ほどの物を床において行ってください。
<カーフレイズのやり方>
- 段差に両足の前半分だけかけます。
- 肩幅程度に足を広げます。
- 息を吸いながらつま先で立ち、ピークのところで3秒キープします。
- 息を吐きながらゆっくりとかかとを限界まで下します。
- 下したピークのところで3秒キープします。
- これを20回×3セット行います。(インターバル30秒)
ゆっくりと呼吸をしながら行うので、息が切れるようなことはありません。
また、運動神経も必要ありませんから、誰でもできる筋トレです。
上記のように正しいフォームで行うと、翌日にはふくらはぎや膝の裏あたりに軽い筋肉痛があるはずです。
この筋肉痛が筋トレの効果があった証拠となります。
シーテッドカーフレイズ(ヒラメ筋を鍛える)
シーテッドカーフレイズは椅子に座って行います。
<シーテッドカーフレイズのやり方>
- 膝が90度になるように椅子に座ります。
- 足元に段差となる物をおきます。
- 両足の前半分だけ段差にかけます。
- 肩幅程度に足を広げます。
- 太ももの上に重りとなる物をのせます。
- 息を吸いながらつま先をあげていき、ピークのところで3秒キープします。
- 息を吐きながらゆっくりとかかとを限界まで下します。
- 下したピークのところで3秒キープします。
- これを20回×3セット行います。(インターバル30秒)
シーテッドカーフレイズでは太ももの上に重りをのせますが、初心者のうちは4~5㎏程度で充分です。
4㎏というと大型のペットボトル2本ということになりますね(^_-)-☆
カーフレイズとシーテッドカーフレイズは対になる筋トレですから、必ず2つやるようにしてください。
筋トレをやる頻度は?
筋トレは毎日行う必要はありません。
というより、毎日行わない方が早く筋肉がつきます。
筋肉は筋トレによって破壊され、その後再生します。
この再生する時に以前よりも少しだけ発達します。
そのため、筋肉の再生中はゆっくりと休めてあげる方が再生効率が良くなるのです。
そこで目安となるのが筋肉痛です。
筋トレをすると軽い筋肉痛になりますが、この筋肉痛がある間は筋肉が再生中であるというサインです。
なので、筋筋肉痛がとれてから次の筋トレを行うことになります。
これを日数で考えると、通常であれば3~4日に1回くらいのペースで筋トレをすることになります。
これくらいのペースであれば、時間的な負担はさほどありませんから、無理なく続けられるはずですよ(^_-)-☆
まとめ
ふくらはぎダイエットを成功させるには、筋トレをする必要があります。
具体的には、カーフレイズとシーテッドカーフレイズを3~4日に1度のペースでやると良いでしょう。
その際、ビルドアップ(筋肉をつける)系のサプリや脂肪燃焼系のサプリを飲むと効果が高まります。
また、食事制限は、それだけでふくらはぎダイエットが成功する訳ではありませんが、現状がカロリーオーバーな人は適正なカロリー摂取量に抑える必要があります。
細マッチョになるための食事のカロリーコントロールが簡単すぎる!
このように、ダイエットとは、それまでのライフスタイルを多少なりとも変えるということを意味します。
そこには多少の不便さや我慢が必要になりますが、美脚になりたいのであれば変化を受け入れて取り組むようにしましょう!
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