音楽を聴きながら筋トレする人は沢山いますよね。
しかし、実際のところあれは効果があるのでしょうか?
効果があるのがだとすれば、どんな音楽が良いのでしょうか?
今回は音楽が筋トレに与える効果・影響についてご紹介します。
運動中に音楽を聴くのは効果があるのか?
心理学者であるロンドン・ブルネル大学のkarageorghis氏は、「音楽は運動能力を向上させる合法的な薬物のようなものだ」と語っています。
実は、音楽を聴くとそのリズムやテンポが人間の小脳を刺激すると言われています。
この小脳というのは、人間が運動する際のタイミングや距離感、バランス能力などに関係しています。
また、意識的に考えたり指示をだしたりする大脳に対して、小脳は無意識のうちに集中するような時に活動する部分です。
つまり、音楽によって小脳を刺激することで、運動能力が向上すると共に、その運動に集中できるようになると考えられているのです。
プロスポーツ選手の中には試合前に音楽を聴いて集中するという人が沢山いますが、あれは迷信ではなく、ちゃんと科学的根拠のある行為だったんですね^^
これは筋トレでにおいても同じことがいえそうです!
筋トレ中に音楽を聴く効果
運動中に音楽を聴くことで運動能力と集中力が向上することは分かりましたが、それ以外にも筋トレ中に音楽を聴くメリット・効果があるようです。
モチベーションをあげる!
普段、お気に入りの音楽が流れているとやる気が出てきたり、元気になったりしますよね。
このようにモチベーションを上げるというのも音楽を聴くことのメリットです。
筋トレとは筋肉をイジメる行為ですから、その多くは苦しいもので、メニューによっては痛みを伴うこともあります。
その苦しさや痛さによってモチベーションが下がり、筋トレをしなくなってしまう人も多いようです。
また、長期間の筋トレに退屈してしまう人もいます。
このようなモチベーションの低下に対して、音楽を聴くことは非常に有効な対策となるんですね(^^♪
筋トレは継続して行っていくことで効果がでるものですから、「今日も筋トレからぁ><」と低いモチベーションで行っていては効果が出るまでに挫折してしまいます。
そうならないように、音楽を聴いて「よし!今日もバッチリ鍛えるぞ!!」と高いモチベーションでのぞむようにしましょう!
そうそう、モチベーション維持の方法についてはこちらの記事で掘り下げています(^^♪
時間の管理がしやすくなる
筋トレの多くはインターバル(小休止)を取りながら行っていきます。
通常は数十秒ほどインターバルをとりますが、お気に入りの曲を聴いているといちいち時間を計らなくてもなんとなくインターバルの時間が分かったりします。
音楽プレイヤーの画面に再生秒数が表示されるのであれば、それで正確なインターバルを計ることもできます。
私も日ごろから筋トレをしていますが、インターバルをいちいちストップウォッチで計るのは意外と面倒なものです(^^;)
その点、音楽プレイヤーの再生カウンターがあると時間の管理がかなり楽ですよ!
音楽が筋トレの苦痛を低減させる
筋トレは時に苦しく、痛さを伴う運動です。
(慣れるとそれが快感になってくるのですが^^;)
初心者の場合は、そうした苦しさや痛みに抵抗を感じることも多いようです。
ところが、音楽を聴きながら筋トレすることで、それらの苦痛が軽減されると言われています。
これは「音楽」という情報と「苦痛」という情報が同時に脳に届くことによって脳の処理が分散され、それぞれに対して鈍感になるためだと考えられています。
(逆に、目隠しや耳栓によって感覚を制限した状態で筋トレを行うと、普通に行った時よりも苦痛が増すことが分かっています)
ケガをした時など、「○○に夢中になっていて痛いの忘れていた」ということがよくありますが、あれは情報処理が分散されたことによって痛みに鈍感になったのですね^^
楽な気持ちでできるにこしたことはないでしょうから、やはり筋トレや音楽を聴きながら行った方が良いと思いますよ!
筋トレ中に聴く音楽の選び方
さて、ここまでは筋トレ中における音楽の効果についてご紹介してきましたが、聴く曲は選んだ方が良いということが言われています。
では、どんな曲が良いのでしょうか?
実は、シチュエーション毎に違うようです。
筋トレ直前や筋トレの前半に聴くのは気分が上がる曲!
筋トレ直前や筋トレ前半にオススメなのは、ロックをはじめとする激しい音楽です。
激しい音楽を聴くと体内でアドレナリンが分泌され、モチベーションが上がります。
つまり、気分がノッてくるという訳です。
アニメやドラマのOPテーマに激しい曲が多いのはこれが関係しているのですね。
まずはロックを聴いてノリノリで筋トレに取り掛かりましょう♪
筋トレの中盤から後半はテンポのいい曲!
筋トレも中盤から後半になってくると、筋肉にかなり疲労が溜まってきます。
そんな時はテンポの良い曲をチョイスしましょう(^_-)-☆
テンポの良い曲は筋肉の緊張をほぐす効果があるといわれており、筋肉内に溜まった疲労を軽減してくれます。
終盤のキツいトレーニングも曲にのってテンポよくさばいてしまいましょう!
筋トレ終了後はリラックスできる曲!
苦しかった筋トレが終わってやっと一息。
そんな時は疲労回復とリラックスが最優先です。
というのも、筋トレ直後の疲労と緊張が高まっている時は、コルチゾルという分泌されているのですが、このコルチゾルは筋肉に必要なタンパク質を分解してしまうのです><
なので、いち早く疲労と緊張を取り除くことが大事になっていくるのです。
そこでオススメなのがスローテンポのクラシックやバラードなどです。
筋トレが終わったら鍛えた部分をアイシングしながら、スローテンポのクラシックやバラードなどを数曲聴くと、一気に気分が落ち着きますよ(^_-)-☆
ではどうやって音楽を選べばいいかというと、こちらのスマホアプリが便利です(^^)/
BGMで検索すると、かんたんに多くのBGMが聞けます!
AkkIのおすすめはランニングBGM、ノリノリでトレーニングできます♪
そうそう、AkkI愛用のトレーニング時に使用する完全ワイヤレスイヤホン『Jaybird RUN』を紹介しておきますね(^^♪
※完全ワイヤレスイヤホン『Jaybird RUN』とは
扱いやすく、外れにくく、音質も重厚なトレーニングにおススメなイヤホンです!
ワイヤレスなので筋トレする際に全く邪魔にならないですし、操作も簡単です。また、他のイヤホンでは使用している際に外れて落ちたりすることがあったのですが、この『Jaybird RUN』はイヤーチップの角度を変えれたり、フィンをSとMサイズから選べるので、抜け落ちのストレスがありません!
そうそう、もちろん防汗機能もあるのでスポーツ時の使用に最適です!いいトレーニングをしたいなら、ぜひおススメの完全ワイヤレスイヤホンです!見た目もスタイリッシュでかっこいいです(^^♪
筋トレ中に音楽を聴く時の注意点
音楽ならば何でもよいのかというと、そうではありません。
ここまでのおさらいも含めて、筋トレ中に音楽を聴く時の注意点をまとめてみました。
筋トレに集中できない音楽はNG
音楽は筋トレによる苦痛を鈍感にしてくれますが、かといってまったく筋トレに集中できないようでは効果が下がります。
筋トレ中は鍛えている部分に意識をもっていくことが大事となるからです。
流れている音楽に聞き入るのではなく、あくまでもBGM程度に曲が流れていて無意識のうちに聴いていた、くらいの方が良いですよ^^
用途にあった選曲をすることが大事
筋トレ直前から終了後まで、場面によって適している曲のジャンルが違うことはご説明した通りです。
逆に言うと、まったく逆の選曲をしてしまうと筋トレの効果が落ちるということでもあります。
特に筋トレ中は、筋肉を緊張させる必要があるので、バラードなどのリラックス系は選曲としてはミスマッチとなります^^;
まとめ
音楽が脳に作用することで、運動機能が向上したり、精神状態が良くなったりするようです。
それを上手く活用すれば、筋トレの効果を高めることができます。
シチュエーションによって適した音楽が異なるので、今回ご紹介したポイントをしっかりと覚えて、気持ちよく効率の良い筋トレをしてくだいね!
なお、効果的な食事についてはこちらの記事がよく読まれていますよ(^^♪