脚がむくむという経験をしたことがある人は多いと思います。
中にはむくみの他にしびれも出たという人もいるかもしれませんね。
実はこれらの症状は、重い病気の兆候である可能性があります。
そこで今回はむくみやしびれの原因と対策をご紹介していきます。
朝起きたらむくみがあった場合
朝起きたら顔や脚にむくみが出ていたという経験はありませんか?
これは、寝る前にジュースを沢山飲んだ、塩分の濃い食べ物を沢山食べた、大量のお酒を飲んだなどの行為が原因として考えれます。
寝る前に塩分や糖分の多い水分を大量に摂取すると、就寝中の水分代謝が低下します。
本来、就寝中は汗などによって多くの水分を失います。
これによって体内の水分バランスが保たれている訳ですが、その機能が低下すれば失われるはずだった水分が体内に残ってしまい、翌朝むくみとなって出てきます。
ただし、これは重大な病気ではなく、寝る前の水分をジュースやお酒から水に替えることで解決できます。
太ももがむくんだ場合
一時的なむくみであれば、立ち仕事や激しい運動などによる脚の疲労が原因だと考えられます。
この場合は1日程度でむくみがひいていくはずです。
しかし、慢性的に太ももがむくんでいるという場合は、むくみの素である余分な水分や老廃物が固まってしまってセルライトになっているか、あるいはその直前である可能性があります。
このように余分な水分や老廃物が脚に溜まるのは、第二の心臓とよばれるふくらはぎの筋肉が衰えている場合が多く、運動や筋トレで鍛えていく必要があります。
ちなみに、余分な水分や老廃物がセルライトに変化してしまってからでは落とすのが非常に難しくなります。
美脚を目指すのであれば、セルライトがつく前にしっかりと運動して、ふくらはぎの筋肉を鍛えておくようにしましょう!
脚にむくみと赤い斑点、内出血、うっ血がある場合
脚のむくみに加えて、赤い斑点の湿疹がでた場合は「うっ血性皮膚炎」が疑われます。
これは長時間のデスクワーク、立ち仕事、ふくらはぎの筋肉量不足、運動不足などによって、血液循環が悪化したことが原因だと考えられます。
症状が軽いうちは、ふくらはぎのマッサージ、フットバス、着圧タイツなどで血液の循環を回復させれば、徐々に改善していきます。
しかし、画像のように症状が進行してしまった場合は、医師の診断を受けるようにしてください。
また、症状が改善した後は、再発しないように、脚をよく動かす運動やふくらはぎの筋トレをして、日ごろから血行をよくしておきましょう!
片脚だけがむくんでいる場合
長時間の立ち仕事の後、脚に疲労を感じて目をやるとむくんでいることがありますよね。
これは脚の疲労によるものなので、立ち仕事をする人にとっては仕方のないことです。
しかし、片方の脚だけむくんでいる場合は問題があります。
これは局所性浮腫という症状で、静脈やリンパ管に何らかの異常がある時に起こりやすい症状だからです。
静脈やリンパ管の異常の原因として考えられるのは、下肢静脈瘤、深部静脈血栓症、リンパ浮腫などであり、これらのどれであっても重大な病気といえます。
そもそも、片足だけむくむという段階で明らかにおかしいですよね。
マッサージ程度で改善できるものではないので、自分で何とかしようなどとは考えず、すぐに病院で治療してくださいね。
むくみを押しても戻らない場合
むくんでいる部分を指で押した時、痕が残ってなかなか戻らないようならば、心臓、腎臓、肝臓などの疾患が考えられます。(妊娠中の女性にもありがちな症状です)
心臓、腎臓、肝臓などに疾患があると、体内の水分やナトリウムのバランスが乱れ、本来水分がたまるはずのない細胞組織に水分が溜まります。
このような場合は、心臓、腎臓、肝臓などに疾患があると考え、すぐに病院に行ってください。
水分やナトリウムの制限、利尿薬の投与などの治療が必要となることが予想されます。
血管が浮き出る
脚の血管が網目状に浮き上がり、だるさや皮膚の黒ずみなどもある場合は、下肢静脈瘤の可能性があります。
下肢静脈瘤とは、静脈内で血液が逆流することによって起こる病気です。
40歳以上の女性に多い症状で、加齢や疲労とはまったく別の物ですから、治療が必要となります。
日帰りでできる簡単な手術が主な治療法となるようですよ。
症状が軽い内に処置した方が治りも早いので、なるべく早く受診するようにしてくださいね。
むくんだ脚の皮膚がテカテカ・ツルツルしている
脚がむくんでいる上に皮膚がテカテカ・ツルツルとしている場合は、低タンパク性浮腫の可能性があります
低タンパク性浮腫は、主に寝たきりの高齢者の方にみられる症状で、ビタミンB群やたんぱく質不足など栄養状態が悪くなった時に起こりがちです。
お年寄りのお見舞いに病院に行った時によく見る症状ですよね。
むくみと一緒にしびれや痛みもある
ここまでいくつかの症状をご紹介してきましたが、脚にむくみとしびれが同時に出た時が最も危険です。
むくみとしびれや痛み、冷感がでた場合は閉塞性動脈硬化症という病気が考えられます。
これは脚に血液が不足し、血管が細くなることでおきます。
糖尿病、高血圧、脂質異常症、過剰喫煙などによって動脈硬化になる兆候だとされているので、すぐに医師による治療が必要ですよ。
むくみはなくしびれと痛みがある場合
むくみはないものの、脚に強いしびれや痛みがでて歩けなくなることがあるようなら、脊柱管狭さく症の可能性があります。
悪化するとぼうこう直腸障害といって、頻尿や排尿困難、便秘、下痢などの症状がでてきます。
治療には手術が必要で、神経を圧迫しているじん帯や骨を取り除くことになります。
しかし、悪化させてしまうと、すでに神経が傷ついている場合があり、その場合は手術をしても完治しない可能性があります。
正座でもしない限りは、本来脚がしびれることはないはずです。
にもかかわらずしびれるようであれば、何らかの疾患を疑ってなるべく早く病院へ行きましょう。
まとめ
今回はむくみやしびれがでた場合の病名と対策についてご紹介しました。
軽い症状から重い症状まで様々ですが、むくみはあらゆる症状の前ぶれになることが多く、むくみやすいという人はふくらはぎの筋肉を鍛えて体質を改善しておく必要があります。
また、実際にむくみやしびれがでた時に自分で診断を下すのがもっとも危険です。
とくにしびれが出た時は何らかの疾患を疑ってすぐに病院へいくようにしてくださいね。
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