「立ち仕事で毎日のようにむくむ」「一日経ってもむくみがとれない」「足がむくんでダルい」等々、ひどい足のむくみでお悩みの方も多いと思います。
しかも、むくみを放置しておくとセルライトに変わってしまうので、とても厄介ですよね。
そこで今回は、足のむくみがひどい人向けの解消法3つと予防法4つをご紹介します。
むくみが起きる仕組みは?
足が疲れてくるとむくんでパンパンになってきますよね。
あのパンパンな足の内側には余分な水分や老廃物が溜まっているのです。
人間の体には無数の血管があり血液が流れています。
しかし、何らかの理由で血液中の水分だけが血管から染み出してしまうことがあります。
この染み出した水分は重力に引っ張られる形でどんどん体の下、つまり足に溜まっていきます。
この余分な水分ですが、本来であれば再度血管内に吸収され、血液やリンパの流れによって運び去られるはずの物です。
ですが、血液やリンパの流れが悪くなっていると、充分に運び去ることができません。
これがひどい状態になったのがむくみなんです(>_<)
むくみは硬くなる前に解消して!
きれいな足でいたいのであればむくみを放置してはいけません。
というのも、むくみが固まった物がセルライトだからです。
最初は押すとブヨブヨしていたむくみですが、放置しておくとどんどん硬くなっていきます。
そして最後はセルライトに変化してしまう訳ですが、そうなってしまうとむくみ解消法だけでは不十分で、まずはセルライトを揉み解して柔らかくすることから始めなければなりません。
これは非常に難しく手間がかかりますので、むくみがセルライトに変化する前に解消するようにしましょう!
ひどい足のむくみの解消法
さて、むくみの正体が余分な水分や老廃物であることが分かったところで、すでにひどいむくみでお悩みの方にその解消法を3つご紹介します。
①圧力の高い着圧レギンスを履く
近年、足痩せができると言われて人気の着圧レギンス。
しかし、その主たる効果は、足痩せというよりもむくみの解消にあります。
余分な水分や老廃物が溜まってむくんでいるのを解消するから足が細くなるのです。
着圧レギンスには数多くの種類がありますが、すでにひどいむくみでお悩みの方にオススメなのが、圧力の高い着圧レギンスを短時間履くことです。
過度の圧力による逆効果を避けるため、現在一般用として販売されている着圧レギンスの圧力は最高でも30hpa(足首部分)に抑えられているはずです。
この30hpaの着圧レギンスを40~60分ほど履いて日常生活をすると、一気にむくみが解消すると思いますよ!
また、圧力の高い着圧レギンスを履いて入浴し、マッサージするのも効果的です。
着圧レギンスの圧力に加えて水圧もありますから、足にかかる圧力が一気に高まります。
この場合はやりすぎると逆効果になるので、5~10分程度で終えるようにしてくださいね!
②フットバスや岩盤浴
溜まっている余分な水分や老廃物を流してしまえばむくみは解消できます。
そのためにはとにかく血液やリンパの流れを良くすることが重要です。
その意味で効果が高いのがフットバスや岩盤浴です。
いわゆるデトックスであるこの二つは、血液やリンパの流れを良くして、体内の余分な水分や老廃物を排出するのに非常に効果的です。
足のむくみがひどいと感じた時は、フットバスや岩盤浴をやるとかなり解消されますよ!
③リンパマッサージ
デトックスといえばリンパマッサージも有効です。
足首から股関節に向けて、手のひらを押し当てて余分な水分や老廃物をもらさず流すようにマッサージするのがコツです。
とはいえ、むくみがひどい時はリンパマッサージの専門店でやってもらうのが良いでしょう。
プロの技術は流石ですよ!
むくまないようにする予防法
さて、今度は足がむくまないようにする予防法をご紹介していきます。
むくんでしまってから慌てて解消するより、日ごろからむくまないようにケアしておく方が賢いですよね(^_-)-☆
①ふくらはぎの筋トレ
血液やリンパの流れに大きく影響するのがふくらはぎの筋肉です。
ふくらはぎの筋肉はポンプの役割を果たしていて、血液やリンパを全身に送り出しているからです。
そのため、ふくらはぎの筋肉が衰えてくるとむくみやすくなります。
そうならないように、日ごろからふくらはぎの筋肉を鍛えておきましょう!
<ふくらはぎの筋肉の鍛え方>
- 両足でつま先立ちになる。
- かかとをゆっくりと床スレスレまで下す。
- これを20回×3セット、毎日行う。
筋肉は年齢と共に衰えていきますから、こうしたエクササイズを行って、衰えに歯止めをかけていきましょう!
②圧力の低い着圧レギンスを履く
圧力の高い着圧レギンスはひどいむくみを解消するのに効果的ですが、逆に圧力の低い着圧レギンスは、1日中履いていられるのでむくみの予防になります。
特にむくみがはじまる夕方の時間帯に履いておくことで予防策となります。
立ち仕事や外回り等で足がむくみやすいという人は、圧力の低い着圧レギンスを履いて活動することをオススメします(^_-)-☆
③体を冷やさない
血液やリンパの流れの天敵は冷えです。
血行を良くするためにはとにかく体を冷やさないことです。
冬はもちろんですが、夏でも冷房が効いた場所では足が冷たくなることがありますよね。
その間、血液やリンパの流れが悪くなっているのです。
厚手の靴下を履く他、足先の保温機能を持った着圧レギンス等を履くのも有効ですよ!
④サプリを飲む
むくみの原因となるのは余分な水分や老廃物ですから、これらが最初から体内になければ良い、という考え方もできますよね。
そこでオススメなのがサプリです。
例えばミネラルの一種であるカリウムは、体内の水分量を調整する作用があります。
むくみやすいという人の大半はこのカリウムが不足しているとも言われているので、サプリで補給すると良いでしょう。
その他、老廃物の排出を促進する効果のあるサプリや、体を温めて血行を良くする効果のあるサプリなども有効だと思いますよ!
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まとめ
今回は、足のむくみがひどい人のための解消法と予防法をご紹介しました。
ご紹介した方法はどれも効果的なものばかりですが、どれか一つというより、2つ、3つと組み合わせて行うことでより効果が高まります。
足のむくみを放置すればセルライトになってしまいますから、「寝れば大丈夫」などと思わずに、毎日しっかりとケアしてくださいね!