筋トレには効果的な時間帯と非効率な時間帯があるのをご存知でしょうか?
どうせ筋トレをするなら少しでも効果が高い方が良いですよね。
そこで今回は、筋トレに適した時間帯や注意点、そしてお風呂と筋肉の関係についてご説明します。
しっかりと覚えて、効果的な筋トレを行ってくださいね。
筋トレをしない方が良い時間帯
まずは「筋トレをやらない方が良い時間帯」からご説明します。
この時間帯はかなり効率が悪く、下手をすると筋肉を分解してしまう恐れがあるので、気を付けてくださいね!
お腹が空いている時
通常、筋トレは血液中の糖質などをエネルギー源として行います。
一方、お腹が空いている時というのは、血糖値が低下して、エネルギーが不足している状態でもあります。
それでは血液中にエネルギーが不足した状態で筋トレを行うと、そのエネルギーはどこから供給されるのでしょうか?
その答えは「筋肉から」です。
なんと、血液中にエネルギーが不足した状態で筋トレを行うと、筋肉を分解してエネルギーを作り出してしまうのです。
こんなことを繰り返していては、筋トレの度に筋肉が減少していくことになります><
なんのための筋トレなのか、もはや意味が分かりません。
なので、お腹が空いている時は筋トレをしないようにしましょう(^^;)
食後2時間以内
筋肉をつけるためにタンパク質中心の食事に気を付けている人も多いと思います。
こうして摂取したタンパク質は胃や腸で消化され、アミノ酸に変わることで筋肉を作る素となります。
この時、胃や腸では消化活動のために大量の血液が必要となります。
ところが、このタイミングで筋トレをしてしまうと、鍛えた部位に血液が集まってしまい、胃や腸に充分な血液が集まらず、消化不良になってしまいます。
食事の直後に運動をしてお腹が痛くなったという経験をしたことがあるかもしれませんが、これは胃で消化不良が起きていることが原因だと考えられます。
また、食事の直後にお風呂に入るのも同様で、本来胃や腸に集中すべき血液が体が温まったことによって全身に分散されてしまいます。
こうしたトラブルを避けるために、食事の後最低2時間は筋トレもお風呂も控えるようにしましょう!
就寝する直前
就寝する直前に筋トレをすると、交感神経が活発になってしまい寝付きが悪くなると言われています。
寝付きの悪さと筋トレの効果は無関係だと思うかもしれませんが、実は密接な関係があります。
睡眠中に分泌される成長ホルモンは筋肉つけるのに必要です。
しかし、睡眠が浅かったり、睡眠の質が悪いと成長ホルモンが充分に分泌されません。
つまり
就寝直前の筋トレ→寝付きが悪い→成長ホルモンが分泌されない→筋肉がつかない
という流れになってしまうのです。
就寝予定時刻の1時間前には筋トレを終えるようにしましょう!
ちなみに、睡眠の質をより高めるためには、ラベンダーやカモミールの香りをかいだり、ホットココアを飲むと良いと言われています。
その他、ストレッチで体をほぐすのも有効です。
普段から寝付きが悪いという人は是非一度試してみてください(^^)
筋トレに適した時間帯
筋トレにNGな時間帯はハッキリしていますが、適した時間帯というのは、実はあまりありません。
基本的な考え方としては、NGな時間帯(避けた方が良い時間帯)以外の中で、自分のライフスタイルにあったタイミングで行うと良いでしょう。
それでもあえていうなら、夕方の16時~18時が条件としては良いといえます。
人間は1日のうちで16~18時くらいが最も体温が高いため、筋肉もほぐれており良く動くと考えられています。
そのため、筋トレ時におけるパフォーマンスが高く、肉離れなどのケガをするリスクの軽減にもなります。
特に16時ころであれば、昼食から充分に時間が経っており、なおかつ、そこまで空腹でもないはずなので、丁度良いと思います。
ちなみに、筋肉が作られやすい時間帯というのも存在します。
それは就寝中(22時~翌7時くらいの間)だと言われています。
この時間帯にタンパク質を供給することで筋肉が効率よく作られる訳ですが、就寝中なので通常の食事を摂ることはできません。
そこで、消化の遅いプロテインを就寝前に飲むという方法があります。
プロテインはタンパク質を補給するのに非常に有効な食品ですから、試してみる価値はあると思いますよ^^b
なお、おススメのプロテインについてはこちらの記事で紹介しています!
⇒ビーレジェンドの評判と口コミを知る前に、絶対に他のプロテインを購入してはいけません!
⇒ゴリマッチョ筋肉芸人:松本人志が使用するプロテインやサプリが判明!!
早朝の筋トレは効果的なの?
最近は朝会社に行く前に筋トレしたり、ランニングしたりする人が増えているようです。
たしかに朝から運動するとスッキリした感じになって気分がいいですよね。
しかし、効果・効率という点で考えるとどうなのでしょうか?
まず、起床直後の体の状態を考えてみましょう。
通常、起床直後は空腹状態です。
また、筋肉が硬くなっています。
これはすでにご紹介した「筋トレをやらない方がいい時間帯」の条件に当てはまっていますよね(^^;)
なので、起床直後の筋トレはオススメできません。
どうしてもこの時間帯しか筋トレの時間がとれないという人は、バナナなどの非常に消化の良い物を先に食べて、20~30分念入りにストレッチを行ってから筋トレしてください。
逆に、ダイエットを目的としたエクササイズであれば、空腹時は脂肪が燃焼しやすい状態にあるので、効果的時間帯です。
筋トレでしっかりと筋肉をつけたいのか、ランニングなどのエクササイズでダイエットをしたいのか、その目的次第でまったく逆の解釈になるということですね^^
筋トレはお風呂の前と後、どっちがいいの?
さて、目的次第で解釈が逆になるのは、お風呂と運動の関係においても同じことが言えます。
お風呂に入った後は全身の筋肉がほぐれた状態になりますし、血行も良くなって血液が全身を周っています。
このような状態の時はヨガやストレッチといった運動で体をリフレッシュするのに適しています。
筋トレや仕事の疲れ等により体内には老廃物が沢山発生しますが、お風呂に入った後にヨガやストレッチをやることによって、老廃物の排出が促進され、回復が早まる効果があります。
しかし、筋トレ自体はお風呂に入る前の方が適しています。
筋トレは鍛えたい部分をしっかり意識し、そこに血流を集中させることで効率が良くなります。
しかし、お風呂に入った後は全身に血液が分散されている上に、リラックスモードになっているため鍛えたい部分に充分な負荷がかからないことがあります。
筋トレをすると汗もかきますから、やはりお風呂に入る前に済ましておいた方がいいと思いますよ!
ちなみに、筋トレ直後は筋肉が一時的に炎症を起こしています。
この状態て熱いお風呂に長時間浸かっていると、炎症が一気に悪化してしまいます。
筋トレ後のお風呂はぬるま湯かシャワーでサっと済ませるようにしてくださいね。
まとめ
筋トレをする際には、比較的適している時間帯と避けた方が良い時間帯があります。
これをしっかりと区別して筋トレを行うことで筋トレの効果がまったく変わってきます。
その意味では、お風呂は筋トレが終わってから、短時間かつぬるめの温度で済ませるのが良いといえます。
こうしたことに気をつけながら、効果的な筋トレを行ってくださいね!
なお、お風呂のタイミングについてはこちらの記事でもチェックしていますよ💛